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ハチとボカロと米津玄師

シンガーソングライターである米津玄師氏の『Lemon』が、Youtubeでの総再生回数3億回を突破したことが話題になっています。『Lemon』といえば、昨年の国内音楽シーンを総なめにして、紅白でも披露された曲。どんな曲かは分からなくても、曲名だけは聞いたことがあるという人も多いでしょう。


米津玄師 MV「Lemon」

米津玄師氏は、もともと2009年頃からVOCAROIDクリエイター『ハチ』として活動を始めた方です。2012年には本人名義のフルアルバム『diorama』をリリース。その翌年にはユニバーサルシグマからメジャーデビューを果たした経歴を持っています。

この動画は、『ハチ』名義時代にVOCAROIDソフトである『初音ミク』を使用して制作された作品『お姫様は電子音で眠る』です。この曲を皮切りに、米津氏はオリジナル楽曲を次々と発表します。2011年までに発表された楽曲で、「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「マトリョシカ」「パンダヒーロー」などは再生回数がミリオンに達しています。

そして、今回『Lemon』が日本で公開された動画ではトップの再生回数である3億を突破しました。この数字はすさまじいです。国内のアーティストと比較するならば、AKB48の『ヘビーローテーション』の再生回数は1億4千回。T.M.Revolutionの『HOT LIMIT』でも2032万回です。恐らく現在日本で生活している人ならば、大体の人が知っているであろう2組のアーティストの代表曲の再生回数を合計しても『Lemon』には遠く及びません。まさに圧倒的です。

また、『Lemon』は公開からすでに1年が経とうとしている今も、再生回数を伸ばし続けています。毎週約700万回以上も再生され続け、視聴されるのは日本を飛び越えて「YouTubeミュージック・ビデオチャート」の世界最新ランキングにおいて、日本人としてただ一人米津玄師氏がランクインしているのです。

現在米津氏が本人名義で公開していて、再生回数が1億を突破している楽曲は『Lemon』含めて5曲。合計33曲ある作品の総再生回数は17億を超えています。

米津氏は現在、本人初のアリーナツアーである「米津玄師2019TOUR/脊椎がオパールになる頃」を開催しています。全国8か所16公演を開催した後、中国・上海、台北での海外公演も予定されています。米津氏の活躍には、まだまだ目が離せそうにありません。